2024.6.8 小松島市のひまわり会で柱装飾ワークショップを開催しました。
昨年からお付き合いさせていただいている小松島市のひまわり会(知的障がい者当事者の会)。今年は地域とのつながりを作る、という目標を掲げ、本格的にマスキングテープアートに取り組むことになりました。施設外での活動につなげるための第一弾のイベントとして、まずはいつも活動している施設のでのワークショップの開催と、屋外への作品展示を計画しました。それが、この柱装飾です。
普段は十数人でこじんまりと活動していましたが、今回は近隣の高校や児童施設などに広くお声がけしていただき、当日はひまわり会のみなさんが役割分担して、自分たちで運営することに挑戦。ワークショップ開始直後は作業場もガラガラだったのに、少し時間が経った頃から次々とグループで到着してこの賑わい。
最初は戸惑っていた方々も、要領をつかむとどんどんタイルづくりを進めていきます。
できたタイルを屋外の柱に貼っていきます。貼るのは難しいかと思って当初はこちらで貼っていたものの・・・気が付いたらどんどん自分たちで貼っていくようになっていました。
いったい何枚のタイルができあがったのでしょう?後から数えると、のべ90人近くの方々にご参加いただいたようです。ピロティの黒い柱が一気に華やかになりました。
学校の送り迎えで皆さん通られる場所なので、反響も楽しみですが、何よりも多くの人と一緒に活動したこと、自分が作ったものと他の人が作ったものが合わさって、空間を彩る別の役割を帯びるという経験ができたことに意味があると思います。作っているときにはそんなことを意識することもなく、ただ楽しいだけですが、それもまた重要なポイントですね。
ご参加の皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。